環境への配慮

全国屈指の規模を誇る駒場祭。 来場者は10万人を超え、参加企画数も約500に上ります。

しかしその裏側で、大量のごみが排出されていることをご存知ですか?

エコプロジェクトとは

華やかな駒場祭の裏で大量に排出されるごみ。 その環境負荷を少しでも減らすため、環境問題に興味を持つ学生と駒場祭委員会が協力して立ち上げたプロジェクトがエコプロジェクトです。

エコプロジェクトの歴史

エコプロジェクトは第48回駒場祭において初めて設立されました。当時の駒場祭は、当日のキャンパス内にごみが散乱し分別もろくになされていない状態で、これを問題視した学生が立ち上がったのが最初と言われます。

翌年の第49回駒場祭では委員会内に「環境局」が設立され、東京大学の学生を中心とする環境サークル「環境三四郎」の一部の学生とともに活動を始め今に至ります。

エコプロジェクトの理念

エコプロジェクトには3つの理念があります。

減らす:駒場祭における環境負荷の軽減を実現する。

伝える:駒場祭を通じて環境問題に関心を持ってもらう。

続いていく:日常生活まで環境対策への意識が続いていく。

この理念のもと、様々な活動に取り組んでいます。

活動について

駒場祭で行っている具体的な取り組みは、以下の通りです。

13分別

駒場祭では、リサイクル率を向上させ環境負荷を低減させるため、ごみの13分別を行っています。

13分別の徹底には、来場者の皆さまのお力添えが必要です。

ご来場の際にはご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

<可燃系のごみ>

割り箸・串・つまようじ

一般的には可燃ごみとされる割り箸類ですが、細かく破砕した後に固めてパーティクルボードにリサイクルされます。

生ごみ

大規模でのリサイクルが難しい生ごみですが、メタン発酵によって発電燃料として利用されます。

古紙・ビラ・冊子

新聞・雑誌だけでなく裏紙や紙袋など多様な種類の紙は古紙として回収され、再生紙として再利用されます。

その他燃やすごみ

リサイクルの難しい可燃物は焼却処分され、排熱を回収して発電に利用します。

<不燃系のごみ>

はがせる容器本体

一般に「リ・リパック」として普及し始めている容器です。汚れは表面のフィルムをはがすことで簡単に取り除くことができます。 そのため、より容易にリサイクルを行うことができます。

ビニール・プラスチック

コークス炉化学原料化法により、プラスチック原料やナフサにリサイクルされます。

ペットボトル

破砕してPET原料にした後、繊維製品等に生まれ変わります。

ビン・カン

破砕して原料に戻された後、再びビンやカンに生まれ変わります。

ゴム・金属(埋め立てごみ)

上記以外のリサイクルが難しいごみは、埋め立てられます。金属などは処理過程で回収され、残った成分は焼却され、灰は最終処分に回されます。

<企画から出るごみ>

ダンボール

ダンボールは古紙原料となり、再びダンボールとして再生します。

木材

企画が立看板等に使う木材は、割り箸類と同様にパーティクルボードに生まれ変わります。

食用油

模擬店から出る廃油は、精製されたのちディーゼル燃料として生まれ変わります。

特殊ごみ

危険なごみまたは特殊な処理が必要なごみが該当します。

エコイベント

エコプロジェクトでは来場者の皆さまに環境問題への関心を持っていただくために、エコイベントを実施しています。

101号館ロータリーと1102教室の2か所で行っておりますので、ぜひお立ち寄りください。

  • みんなでわくわく発電実験!

    節電の輪を広げたい! ……でもどうすれば?

    それなら実際に電気を作って体感してみよう!

    というわけでこの企画のブースでは、手回し発電機を回して発電する体験ができます。 3種類の電球をつなげて、明かりをつけるのに必要な力を比べてみたり、ミニ扇風機やスピーカーを動かしてみたり……。

    普段スイッチ1つ、コンセント1つで使える電気をつくってみる、そんな非日常な体験をしてみませんか? 光るこまっけろにも会えるかも? ぜひお気軽にお越しください!

    101号館ロータリーにてお待ちしております。

  • えこえこ展示

    いつも使ってるあれもこれも、見方を変えればエコグッズに!

    「エコって言ってもなんか実感わかないし、家でできることって少しだけじゃない……?」

    いえいえ、そんなことはありません。私たちの身の回りには、少し工夫するだけでできるエコがたくさん眠っています。 今回はお家で楽しく作れるエコグッズを特集しました。

    くわしくは11号館1102教室へ! 休憩所も兼ねているのでほっと一息つきたいときにお気軽にお越しください!

環境負荷の小さい物品の提供

駒場祭委員会では、駒場祭で生じる環境負荷をできるだけ低減するために、環境負荷の小さな物品を一括で購入し、模擬店等への一括販売を行っています。

一括購入により、企画の皆さまの負担を軽減するとともに、環境負荷の小さな物品の利用を促進しています。

具体的には、模擬店で使用される容器と模擬店装飾用のダンボールパネルが挙げられます。

今年からの新たな取り組みとして、模擬店容器の一部に「リ・リパック」と呼ばれるはがせる容器を導入しました。

フィルムをはがした後の容器は工場で再生原料に加工され、その後再び容器に生まれ変わります。

また、模擬店の看板等には、木材よりも装飾が容易であるとともに、リサイクルが容易であるダンボールパネルの利用を推奨しています。

その他の取り組み

今年からの新たな取り組みとして、「分別講習会」を開催しました。

これは日常生活と大きく異なる駒場祭での分別について、企画の皆さまに分別時の注意点等を伝え、駒場祭当日の分別をさらに徹底していただくことを目的に行われた講習会です。

分別講習会では、分別について詳細に記載された「Sorting Almighty」という資料を配付するなど、駒場祭当日の分別に役立つ内容を扱いました。