【学術企画紹介】〜生命をデザインする〜

合成生物学の世界大会、iGEMに参加するチームUT-Toykoの企画です。今年の研究プロジェクトについてプレゼンテーションなどを通じて自由に議論を交わしてみましょう。

企画名:〜生命をデザインする〜

団体名:東京大学 工学部丁友会 iGEM UT-Tokyo

場所と時間:21 KOMCEE West3階 K301教室

3日間終日(ただし27日は15時まで)

キーワード: 合成生物学・ σ因子・遺伝子回路・大腸菌

〜生命をデザインする~

急成長する遺伝子操作技術

DNAの二重らせん構造が提唱されたのは1962年のことです。それから現在に至るまでのわずか50年ほどの間に、分子の振る舞いを基礎に置いた生物学は著しく進歩を遂げました。DNAの切断や結合から、任意の遺伝子配列を持ったDNAの合成やそれにより得られた遺伝子配列の解読まで、遺伝子操作の技術は凄まじい速さで確立されつつあります。

合成生物学は、このような遺伝子工学を基礎とした新しい学問です。かつての生物学は、自然界に起きている現象やその仕組みを調べるだけのいわば記述的な学問でした。一方で合成生物学が目指すのは、遺伝子工学の技術を用いて、そうした現象や仕組みを自らの手によって再現し理解を深めることです。

iGEMという科学の最前線の舞台

この企画はその合成生物学の世界大会、iGEM(The International Genetically Engineered Machine competition)に参加するチームUT-Toykoによるものです。合成生物学は既存の枠組みにとらわれない学問であるため、iGEMに参加する学生は生物系はもちろん、化学や物理、数学、工学など多様なバックグラウンドを持っています。そうして様々な角度から生命の神秘に挑み、再生可能なバイオ燃料の産生やバイオセンサーといった将来の技術開発に貢献しているのです。

新たな学問が今ここに!

今年の研究テーマは大腸菌の形質を分裂前後で変化させること。このテーマに関するポスターセッションやプレゼンテーションを通じて、企画の方々と自由な議論を交わすことができます。この新しい学問の潮流に触れ、時代の最先端を垣間見てみましょう。