公開講座

「書かず」と書くこと―『源氏物語』の舞台裏―

講座内容

どんなに筆を費やしても駒場祭の三日間のすべてを書き尽くすことはできないように、『源氏物語』の世界も出来事の全てが54帖の中に語られているわけではありません。 物語の語り手はしばしば「うるさければ書かず」などと述べて話を中止します。 それこそわざわざ「書かず」ともよさそうな断り書きを、紫式部はなぜあえて書いたのでしょうか。 この問題をを手がかりに、『源氏物語』における「書かれなかった」世界について考えてみたいと思います。

講師略歴

1997年3月 山口県立岩国高等学校卒業
2001年3月 九州大学文学部卒業
2006年3月 九州大学大学院人文科学府博士後期課程修了 博士(文学)
2008年4月 九州産業大学国際文化学部講師
2012年4月 東京大学大学院総合文化研究科講師
2015年4月 東京大学大学院総合文化研究科准教授

来場者の皆さんへひとこと

この講座を通して、古典に興味を持っていただければ幸いです。 公開講座も含め、3日間の駒場祭をお楽しみください