公開講座

重力波で見る宇宙

講座内容

重力波は、一般相対性理論の帰結の1つとしてアインシュタイン自身によって予言された、時空の歪みが波として伝播する現象です。 その存在は、連星パルサーの軌道変化の観測で間接的に証明されていますが、その直接検出は未だなされていません。 本講演では、重力波とは何か、またどうやって見つけられるかについてお話しし、それを使って宇宙進化の研究がどのように進歩するか論じます。また、国内で建設が進められている重力波望遠鏡KAGRAと、それを用いた新しい天文学の可能性を紹介します。

講師略歴

横山 順一先生

群馬県富岡市出身。新島学園卒。

1985年 東京大学理学部物理学科卒
1989年 同大学院博士課程中途退学
1991年 東京大学理学部物理学教室助手、米フェルミ国立加速器研究所客員研究員
1992年 京都大学基礎物理学研究所助教授
1997年 スタンフォード大学客員研究員
1999年 大阪大学大学院理学研究科助教授
2005年- 現職

安東 正樹先生

平成11年3月 東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻 博士課程 修了
平成11年4月 日本学術振興会 特別研究員(PD)
平成11年8月 東京大学 大学院理学系研究科 助手
平成19年4月 東京大学 大学院理学系研究科 助教
平成21年1月 京都大学 大学院理学研究科 特定准教授
平成24年6月 国立天文台 光赤外研究科 准教授
平成25年4月- 東京大学 大学院理学系研究科 准教

来場者の皆さんへひとこと

横山 順一先生

重力波を使うと、宇宙の最も遠く、最もはじまりに近いところを見ることができるようになります。それを使って宇宙の未来を予言してみましょう。

安東 正樹先生

相対性理論と重力波天文学のわくわくを皆様にお伝えしたいと思います。