ピックアップ企画

鹿肉、焼いちゃいました!

企画紹介

「学祭の模擬店ってどこも同じような食べ物ばかりじゃないか。」 そう思っているそこのあなた。 駒場祭ではなんと「鹿肉」が食べられるんです!

鹿肉を焼いている様子

シカ肉とイノシシ肉を販売する「鹿肉、焼いちゃいました」。 活動するのは、東京大学農学部森林生物科学専修・森林環境資源科学専修4年の皆さん。

普段彼らが学んでいるのは、森に関しての様々なことです。 造林のような林業についてや森林の生態系における機能、緑との共生を目指した都市風景計画分野、 さらにはキノコなどの菌類といった林産物についてや動物分野など。 人によって文字通り多種多様なことについて学びます。

製材の様子

そんな学科のメンバーはとても個性的! 科類は理系のみならず、文科一類や二類から来ている人もおり、 そんなにぎやかなメンバーで日々活動しています。 そんな森林科学2専修の魅力は何といっても自由! 森という切り口さえあれば何に関してでも自由に研究できます。 そして何よりも特徴的なのは、フィールドワークが多いことです。 座学中心になりがちな一般的な大学のカリキュラムとは違い、 千葉の演習林に泊まり込んで実習を行うなど、とにかく外に出る機会が多い専修です。 現場を知らないと始まらない実学寄りの分野であるからこその魅力です。

そんな森が大好きな彼らが駒場祭で販売する、シカ肉とイノシシ肉。特徴としてあげられるのは、鳥や豚といったものとは味が全然異なることです。 シカとイノシシといった狩猟肉こと「ジビエ肉」はたべたことのないひとも多いと思いますが、最近フランス料理などでも注目されていて、取り扱う店も増えているんだとか。 普段なかなか食べられない珍しさがありますね!

試食している様子

取材させていただいたときの試食会の様子です。

そして彼らには主に千葉演習林の獣害を中心に、森林の保護活動の実態についての知見を広めていきたいという「思い」があります。 鹿の増殖によって林床の植物が食べられてしまうと、森林が生えかわるサイクルがうまくいかなかったり、雨が土を浸食してしまうことで土壌の貯水能力が損なわれたりと、森林の持つ機能が失われてしまいます。 しかし、なかなか一般的に認知されていないというのが実情です。

模擬店の様子

「森を守るという言葉はいかにも聞こえがよくて、多くの人が言っているとおもいます。ですがその中身をわかってなければ何も始まりません。」 企画責任者の方は、そう熱く語ってくださいました。 鹿肉を食べることをきっかけとして、森を守るという行為の中身について関心を持ち、深く考えてほしい。 その思いを持って彼らは駒場祭に出店します。 めったに食べられないシカ肉とイノシシ肉。 ぜひお越しください!!