【おすすめ・ピックアップ】模擬裁判2016

川人・山下ゼミの模擬裁判は自作の台本に沿ってゼミ生が裁判劇を演じる企画です。来場者はただ劇を見るのではなく判決を決めるのに関われるのも特徴となっています。社会問題を深く考える良いきっかけになることでしょう。

企画名:模擬裁判2016

団体名:東大 川人・山下ゼミ

場所と時間:コミュニケーションプラザ2階 多目的教室4

26・27日13:30-16:00(30分前開場)

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川人・山下ゼミとはどんな団体なのか?

川人・山下ゼミは学生主体で運営されている団体で、普段は週に1回で学生が様々な分野の人を呼んで講義をしてもらっています。実際にその人が働いている場所や現場に足を運んで話を聞くこともあります。ほかにも東日本大震災の被災地でボランティア活動をしたり、韓国に行って現地の学校との交流を行ったりしているのです。こういった活動を通して社会を様々な面から学んでいます。

模擬裁判ってどんな企画?

模擬裁判は自作の台本に沿って裁判劇を演じるという企画です。OB・OGや2年生の指導もあって、毎年劇として高評価を得ています。本物の裁判の流れに近い台本と出演者たちによる迫真の演技で、観劇しているとまるで裁判の傍聴席にいるような気分になれます。さらにこの企画はただ裁判劇を見るだけでなく、裁判を見たうえでお客様自身が判決を決めるという役割を担っているというのも、魅力の1つです。

肝心の台本を作成するにあたっては、できるだけ実際の裁判に近づけるために、設定したテーマ(今年は「いじめ」)の判例を研究したり、弁護士活動を行っている2人の講師からアドバイスをもらったりしています。そのようにして高い質の裁判に仕上げています。

今回の模擬裁判は注目すべき点が2つあります。まず1つ目は罰の裁量です。今回扱う事件はいじめる側が100%悪いとも言い切れず被害者にも反省するべきところがあるというもので、このように両者に非がある場合はどのくらいの罰を与えるべきなのかを決めるのが難しく、人によって意見がバラバラになり議論の余地が大いにあります。

2つ目は学校や行政や親はどの程度子供たちの問題に干渉していいかということです。干渉しないで野放しにするのはよくないという意見がある一方、かといって干渉しすぎるのもよくないという意見もあると考えられるので、ここでも議論の余地があるといえるでしょう。

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結論を出すのが難しい事件を扱うことで、社会問題について考えるきっかけとなるはずです。模擬裁判は本物の裁判に近づけようとされているので臨場感を味わえます。