【学術企画紹介】都市木造 -木造建築の可能性-

この企画では、伝統木造建築から都市木造まで、日本の木造建築の歴史と最新技術について解説します。近年少しずつ実現しはじめた4-5階建ての木造建築、将来実現を目指す高層木造建築の模型が見どころです。

企画名:都市木造 -木造建築の可能性-

団体名:生産技術研究所 腰原研究室

場所と時間:21 KOMCEE West4階 K401教室

3日間終日(ただし27日は15時まで)

キーワード:木造建築・建築構造・防耐火・森林資源・地球環境・文化財

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自然材料を利用した建築について研究

腰原先生は、建築構造、特に木・石・土などの自然材料を利用した建築について構造的視点から研究をされています。現地調査・構造実験・コンピュータ解析などを通して、伝統木造建築の保存のための活動、近代木造の評価と活用のための活動、現代木造の技術開発を行っているそうです。

日本の木造建築の歴史と最新の技術を展示

この企画では、伝統木造建築から都市木造まで、日本の木造建築の歴史と最新技術について解説します。1000年以上の歴史を持つ日本の木造建築ですが、木造建築も時代に応じて変化しています。その時代の生活スタイル、社会システムに応じて変化してきた木造建築の有り様を模型とパネル、映像を用いて紹介します。特に、近年少しずつ実現しはじめた4-5階建ての木造建築、将来実現を目指す高層木造建築の模型が見どころです。

この企画では、建築学のうち建築構造学・木質構造学・木質材料学・建築史について扱います。これまで経験学に基づいて建てられてきた木造建築に対して、鉄筋コンクリートや鉄骨と同じように工学的な評価を試みます。

地球環境問題の解決に貢献

木造建築を考えるにあたっては、建築技術はもちろん、森林資源・環境問題・文化などさまざまな視点から考えることが重要だといいます。近年、地球温暖化をはじめとする地球環境問題に対して、日本の森林資源の重要性が認識され、林業の活性化が求められています。都市部での木造建築の実現は、新たな需要拡大につながります。これまでの木造建築の歴史を振り返り、新しい都市木造の技術開発に活かす取り組みは、地球環境問題の解決に有効だといえるでしょう。