第13回駒場祭オルガン演奏会

東京大学オルガン同好会

 今年の駒場祭はオンライン開催となりました。昨年までコロナなんて全く知らなかったのに、今となっては流行語どころではない流行(はや)りようのコロナウイルスです。  コロナという単語自体は以前からあった言葉なので、コロナビールの売り上げが激減したり、コロナという名の少年が誹謗中傷されたりといろいろあったそうですが、私はコロナウイルスという言葉を聞いてまず初めにこの言葉を思い出しました。ラテン語の金言に、  finis coronat opus〈結末は作品を冠で飾る〉 とあります。finisは「結末・終焉」、opusはよく知られているように「作品」、coronatは「冠を与える」という意味の動詞です。作品の真価は最後まで見てみなければわからない。人生の善し悪しも終わりまで生きてみなければわからない。〈終わりよければ全てよし〉ということでしょう。コロナウイルスの流行も、いつかは終わりが来ることを信じて、みなそれを願っています。なにはともあれ、終わりよければ全てよし、と明日に希望を見出す私たちが縁(よすが)とする名言に、coronaの語が読み込まれていることは、なんとも象徴的予言的皮肉ではありませんか。さすが古代ローマ人というわけです。  オンラインという形式であれ、今年もオルガン演奏会を開催できたことはうれしい限りです。駒場祭中止という選択も十分あり得た状況下で実施の英断を下した駒場祭委員会には、それこそ金の冠で称賛したいくらい、まことに感謝申し上げます。  そして、本同好会もまたfinis coronat opusなので、いつも通りのつたない演奏ながら、ぜひスクロールせず最後までご高覧ください。

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第13回駒場祭オルガン演奏会

有志の会員がパイプオルガンの演奏を披露いたします。

英語対応あり
字幕あり
注意事項
録音不可
撮影(スクリーンショット)不可
録画不可

団体紹介

駒場キャンパス900番教室、2階にはパイプオルガンが設置されています。2段の手鍵盤と足鍵盤を有し、総ストップ数は12、パイプオルガンとしては小型ながらも、様々な表情の音色を奏で、聴く人を楽しませます。やはり、「楽器の女王」に愧じないスケールを持っていると言えるでしょう。そして、そのオルガンを弾くサークル、それがオルガン同好会です。  メンバーを真面目に決定したことはなく、稀に顔を出す者も多いため、実際に何人いるのかは、謎です。ただ、思い当たるだけでも、一年生から社会人、日本文学から医学、越谷市から宇宙空間まで、幅広い範囲をカバーする多種多様な人々がいます。  時は放課後、所は900番、そこに人知れず寄り集う者達。闇に紛れて出没し、意に任せて跳梁する、これぞ我らがオルガン同好会。飛び入り参加大歓迎の開放度。900番教室にあるオルガンを自由に味わい、オルガンのある900番教室を気儘に楽しむ。この独特の空間を、あなたも味わってみませんか。

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